ボイラーの機器表
80,000 BTU/hrは80 MBHで、住宅用ボイラーの出力としてよくある規模です。
1 MBH = 1,000 BTU/hrという固定比率で、BTU毎時をMBH(千BTU/hr)に変換します。
1 BTU/hr = 0.001 MBH 60,000 BTU/hr = 60 MBH
| BTU/hr | MBH |
|---|---|
| 5,000 | 5 |
| 9,000 | 9 |
| 12,000 | 12 |
| 24,000 | 24 |
0、正の値、小数を入力できます。小数点にはドットまたはカンマを使えます。
3つのステップで変換が完了します。
機器の銘板、AHRI認証書、または空調負荷計算から値を読み取ります。
MBHはBTU/hrの桁を変えただけの単位です。小数点を左に3桁移すだけで、ほかの計算は不要です。
業務用の図面、AHRIの登録情報、入札書類ですでに使われている単位に合わせます。
公式
60,000 BTU/hrの住宅用ガス温風暖房機をMBHに換算します。仕様書や負荷計算では、読みやすさのために同じ値を60 MBHと表記します。
インタラクティブ
スライダーを動かすか段階をクリックすると、BTU/hrの値が壁掛け暖房機から大型ボイラーまでのどこに位置するかを、MBHのリアルタイム出力とともに確認できます。
ビジュアルスケール
エンジニアの機械設備機器表に記載される代表的な機器能力です。
基礎知識
BTU/hrからMBHへの変換は、BTU/hrの値を1,000で割ることで、英国熱量単位毎時を千BTU毎時の単位に換算します。 MBHは「千BTU毎時」の略記で、Mは1,000を表すローマ数字です。業務用空調の機器表、ボイラーの銘板、ガス機器の仕様書では、能力が数十万BTU/hrに達しても数字を読みやすく保つためにMBHが使われます。換算は簡単で、P(MBH) = P(BTU/hr) / 1,000です。
MBHは「千BTU毎時」を意味します。大文字のMは1,000を表すローマ数字であり、SI接頭語の「メガ」ではありません。ここはよく混同される点です。1 MBHはちょうど1,000 BTU/hrで、1,000,000ではありません。
業務用空調のエンジニアが機器表でMBHを好むのは、ボイラー、チラー、屋上設置型ユニット(ルーフトップユニット)の能力が日常的に50〜5,000 MBHの範囲に及ぶためです。2,500,000 BTU/hrと書くのは煩雑ですが、2,500 MBHなら簡潔です。
ガス機器メーカーも、AHRI認証書や承認図に入力定格と出力定格をMBHで記載しています。特に100,000 BTU/hrを超える温風暖房機でこの傾向が顕著です。
関連する換算: 電気設備の容量選定のためにkVAを換算BTU/hrを熱出力のkWに換算BTU/hrを冷凍トンに換算
用途
この変換が、エンジニアリング、空調(HVAC)、機器仕様の業務で必要になる実際の場面です。
入札書類や竣工図で、ルーフトップユニット、ボイラー、チラーの能力をMBHで記載します。
Manual Jによる住宅の暖房負荷(BTU/hr)を、MBHで公表されている暖房機の定格と照合します。
業務用暖房機器のAHRIディレクトリでは、能力がMBHで掲載されています。
温水式システムの設計やボイラーの仕様では、入力定格と出力定格に一般的にMBHが使われます。
NFPA 54やIFGCの配管口径表では、分岐管の能力計算にMBHが使われています。
ポイント
1 MBH = 1,000 BTU/hrであり、100万ではありません。MMBH(ローマ数字のM × M)= 1,000,000 BTU/hrで、こちらが百万BTU/hrの単位です。
ガス機器には入力MBH(燃焼する燃料)と出力MBH(供給される熱)の両方が記載されています。出力 = 入力 × 効率です。能力選定の際に両者を混同しないでください。
エンジニアは通常、負荷をBTU/hrで計算し、機器表に記入する段階で初めてMBHに換算します。計算中は精度の高い単位を保ちましょう。
参考
| BTU毎時 (BTU/hr) | 千BTU毎時 (MBH) |
|---|---|
| 1,000 BTU/hr | 1 MBH |
| 5,000 BTU/hr | 5 MBH |
| 10,000 BTU/hr | 10 MBH |
| 25,000 BTU/hr | 25 MBH |
| 40,000 BTU/hr | 40 MBH |
| 60,000 BTU/hr | 60 MBH |
| 80,000 BTU/hr | 80 MBH |
| 100,000 BTU/hr | 100 MBH |
| 150,000 BTU/hr | 150 MBH |
| 200,000 BTU/hr | 200 MBH |
| 300,000 BTU/hr | 300 MBH |
| 500,000 BTU/hr | 500 MBH |
| 750,000 BTU/hr | 750 MBH |
| 1,000,000 BTU/hr | 1,000 MBH |
実務では
業務用空調の図面には機器表(Equipment Schedule)のシートが含まれます。これは空調機、ボイラー、ルーフトップユニットのすべてについて、能力、風量、電気仕様、付属品をまとめた表です。BTU/hrでは5〜6桁の数字になって欄が窮屈になるため、能力はほぼ必ずMBHで記載されます。典型的な記載例は「RTU-3:冷房60 MBH、暖房80 MBH、1,200 CFM」で、入札する施工業者にとって簡潔で誤解の余地がありません。機器表のMBH値は施工図、承認申請書類、そして機種が仕様を満たすことを確認するAHRIディレクトリの検索へと引き継がれます。
AHRI規格1500は業務用ボイラーを、AHRI 240は暖房機器を対象としています。どちらも入力能力と出力能力にMBHを用い、効率はパーセントで表します。エンジニアが「入力200 MBH、AFUE 80%」と指定すると、AHRIディレクトリはその入力と効率の組み合わせを満たす具体的な機種を返します。施工業者は機器選定の際にこのディレクトリを日常的に使っており、あらゆる検索条件と結果の列でMBHが共通言語になっています。
MBHという表記は19世紀のガス業界の料金表にさかのぼります。そこではM(ラテン語のmille)が「1,000立方フィート」を意味していました。空調工学は同じMを千BTU/hrに採用し、SIへの移行期を経ても使い続けてきました。
解釈
空調分野でMBHといえば、通常は千BTU毎時を指します。メガバイトの意味ではなく、百万BTU毎時を表すMMBHとも異なります。
MBHはボイラーの入力、総出力、正味定格と並んで記載されることが多く、これらの値は互いに置き換えられません。燃焼効率と配管・搬送の損失が、燃料の入力と建物に届く有効な暖房能力とを結び付けています。
例
80,000 BTU/hrは80 MBHで、住宅用ボイラーの出力としてよくある規模です。
2,500 MBHは2,500,000 BTU/hrで、約732.7 kWに相当します。
品質チェック
技術資料: 米国エネルギー情報局(EIA)のエネルギー単位の定義.
適用範囲
この計算機は、空調分野で一般的な意味に従い、MBHを千BTU毎時として扱います。記載された値がバーナー入力、総出力、正味定格、建物負荷のいずれであるかは判定しません。また、MBHをMMBtu/hrと混同しないよう注意が必要です。
質問
関連ツール
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信頼性と精度
MBHは厳密な桁の換算として扱います。1 MBH = 1,000 BTU/hrです。燃焼効率、配管損失、立ち上がり時の余裕、機器の能力低減は一切適用していません。 MBH換算の根拠となる定数と見直しの方針は、計算方法のページに記載しています。
最終確認日: 2026年9月2日
MBHは、1 MBH = 1,000 BTU/hrとして空調の熱量率を簡潔に表す表記です。ボイラー、暖房機、設計負荷を比較する前に、その値がどの定格基準によるものかを確認してください。