住宅用システム
36,000 BTU/hrはちょうど3冷凍トンです。
BTU毎時(BTU/hr)を、12,000 BTU/hr = 1トンという固定比率で冷凍トン(RT)に換算します。
1 BTU/hr = 0.000083333 RT 24,000 BTU/hr = 2 RT
| BTU/hr | RT |
|---|---|
| 5,000 | 0.416667 |
| 9,000 | 0.75 |
| 12,000 | 1 |
| 24,000 | 2 |
0、正の値、小数を入力できます。小数点にはドットまたはカンマを使えます。
3つのステップで変換が完了します。
AHRI認証書、機器の銘板、またはメーカーの仕様書を読み取ります。
12,000 BTU/hrごとに1トンです。計算は厳密で、丸めによる誤差は生じません。
住宅用エアコンは0.5トン刻みで販売されています(1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、5トン)。
公式
銘板に24,000 BTU/hrと書かれたエアコンをトンに換算します。結果の2トンは、施工業者が更新工事の見積もり、保証書類、Manual Sによる機器選定で使う数値です。
インタラクティブ
スライダーを動かすか段階をクリックすると、BTU/hrの値が機器スケールのどこに位置するかを、RTのリアルタイム出力とともに確認できます。
ビジュアルスケール
銘板のBTU/hrは、施工業者が使う0.5トン刻みのサイズにきれいに対応します。
基礎知識
BTU/hrから冷凍トンへの変換では、BTU/hrの値を12,000で割って冷凍トンを求めます。 エアコンやチラーの銘板には能力がBTU/hrで表示されますが、施工業者、機器表、更新工事の見積もりではトンが使われます。比率はどちらの向きでもまったく同じで、12,000 BTU/hrが1トンです。違うのは使い方で、このページはBTU/hrの数値を手元に持ち、施工業者が使うトン数を知りたいエンジニアや住宅所有者のためのものです。公式はP(RT) = P(BTU/hr) ÷ 12,000です。
冷凍トン(RT)は12,000 BTU/hrに等しい仕事率(パワー)の単位です。19世紀の製氷業に由来し、1ショートトン(2,000 lb、約907 kg)の氷が24時間で融ける分を置き換えられる冷却速度を表します。なお、ここでいう冷凍トンは米国冷凍トン(USRT)で、日本冷凍トン(JRT)とは別の単位です。
冷房に由来する単位ですが、熱の移動方向を問わずパワーを表します。「2トン」のヒートポンプは、冷房運転でも暖房運転でも24,000 BTU/hrの熱を移動させます。
機器の銘板では、米国AHRIの認証試験結果であるBTU/hrがほぼ必ず先に表示されます。一方、施工業者の販売資料ではほぼ必ずトンが先に来ます。この換算ツールは両者の橋渡しをします。
関連する換算: 電気設備の容量計算のためにkVAを換算1トンの計算例を見る代表的なBTU/hrのサイズを比較
用途
この変換が、エンジニアリング、空調(HVAC)、機器仕様の業務で必要になる実際の場面です。
AHRIは冷房能力をBTU/hrで記載しています。トンに換算して、カタログの型番と照合します。
施工業者の「3トン」の更新見積もりが、既存機器の銘板に記載されたBTU/hrと一致しているかを確認します。
Manual Jは負荷をBTU/hrで算出します。トンに換算して、メーカーのトン刻みのカタログから機種を選びます。
設置書類はBTU/hrを使っていても、保守契約や延長保証では能力がトンで記録されることがよくあります。
冷却塔やチラープラントのBTU/hr定格を、設備図面で使われるトン数に置き換えます。
ポイント
この単位は熱を取り除く速度を表します。名称は1日に1トンの氷が融けることと等価だったという歴史に由来し、現在の重さとは関係ありません。
メーカーは6,000 BTU/hr刻みで製品をつくっています。21,000 BTU/hrの負荷は、特注の1.75トン機ではなく2トン機(24,000)に切り上げられます。
負荷が22,000 BTU/hrなら1.83トンです。温暖な気候では、Manual Sの指針により2トンに上げずに1.5トンへ下げることが認められる場合がよくあります。
参考
| BTU毎時 (BTU/hr) | 冷凍トン (RT) |
|---|---|
| 6,000 BTU/hr | 0.5 RT |
| 9,000 BTU/hr | 0.75 RT |
| 12,000 BTU/hr | 1 RT |
| 15,000 BTU/hr | 1.25 RT |
| 18,000 BTU/hr | 1.5 RT |
| 24,000 BTU/hr | 2 RT |
| 30,000 BTU/hr | 2.5 RT |
| 36,000 BTU/hr | 3 RT |
| 42,000 BTU/hr | 3.5 RT |
| 48,000 BTU/hr | 4 RT |
| 60,000 BTU/hr | 5 RT |
| 72,000 BTU/hr | 6 RT |
| 96,000 BTU/hr | 8 RT |
| 120,000 BTU/hr | 10 RT |
実務では
住宅用エアコンの更新は、Manual Jによる負荷計算から始まります。床面積、窓面積、断熱、すきま風、気候からBTU/hr単位の冷房負荷が求まります。施工業者はこの数値を読み取り、最も近い0.5トン刻みに丸めて、相当するトン数を提案書に記載します。計算負荷が33,500 BTU/hrなら、最も近い標準の段階が36,000 BTU/hrなので「3トン」の見積もりになります。住宅所有者がBTU/hrの値を目にすることはなく、住宅空調で顧客とやり取りする際の共通通貨はトン数です。
機器の銘板、AHRI認証書、保証登録、電気検査のチェックリストには、いずれもBTU/hrが記載されています。顧客向けのトン数と機器側のBTU/hrとのこの食い違いこそ、この換算が頻繁に必要とされる理由です。室外機に「36,000 BTU/hr」とあるのを見て施工業者に意味を尋ねた住宅所有者は、エンジニアが容量計算で使った単位で、そのままの能力を伝えられているのです。トンへの読み替えは、空調機器の卸売カウンターで毎日何十回も行われています。
標準的な12,000 BTU/hrの「1トン」エアコンは、1時間に約86 lb(約39 kg)の氷を融かせるだけの熱を移動させます。製氷業に由来する元の定義を現代に受け継いだ姿です。
解釈
冷凍トンは冷房能力であり、機器の重さではありません。1冷凍トンは12,000 BTU/hrと定義されているため、この単位定義の範囲内でこの換算は厳密です。
ASHRAEでは、機器が熱を取り除く速度を冷房能力と呼び、ワット、BTU/hr、冷凍トンで表します。公称トン数は能力の区分を示すものであり、実際の現場での性能は、顕熱能力、潜熱能力、風量、定格条件によって決まります。
例
36,000 BTU/hrはちょうど3冷凍トンです。
180,000 BTU/hrはちょうど15冷凍トンで、冷房能力にすると約52.75 kWです。
品質チェック
技術資料: NIST SI換算係数表ガイド. 関連用語: ASHRAEによるHVAC能力と効率の用語.
適用範囲
冷凍トンは冷房能力を表すもので、機器の重さや電気の入力電力を表すものではありません。実際の室内外条件では、公称トン数が顕熱能力や全熱能力と異なる場合があります。風量と潜熱負荷はここでは計算しません。
質問
関連ツール
BTU/hrから冷凍トンから、近い単位換算、計算方法、公式の解説へ進めます。
信頼性と精度
計算には、1冷凍トン = 12,000 BTU/hrという定義上の関係を使用しています。換算そのものは厳密ですが、表示される小数の桁数や実際の機器性能は状況によって変わります。 この計算の根拠となる定数と見直しの方針は、計算方法のページに記載しています。
最終確認日: 2026年9月2日
この計算機は、冷房能力をBTU/hrと冷凍トンの間で換算します。結果は公称能力として扱い、運転条件や消費電力については定格性能データを参照してください。